【ネタバレなし】【スカイウォーカーの夜明け最速レビュー】レイをあの人に見間違えた。魅力炸裂の2時間半

レビュー記事
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公開日に行ってきました。
スターウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け 最速レビューです!

ネタバレなしです。

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TOHOシネマズ新宿で見てきました。

公開日の12月20日、
会社を早退して、TOHOシネマズ新宿、16:20からの回に行ってきました。
そう、全てを終わらせるために。

スクリーンはもちろん、「9」です。
横幅19.2mの大スクリーン、DOLBY ATMOSの音響で楽しんできました。
23区内では3本の指に入る大きさだと思います。
価格は通常より300円高い一般2100円ですが。。^^;

お客さんは当然満員、平日昼間だったからか、子どもは少なく、20代以上大人たちが多そうでした。
日本にいてもどうしてもスターウォーズをみたい、そんな外国人の方も結構いましたね。

さて、今回の映画ですが、早速アメリカでは批評家による評価が出ているようです。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が米レビュー集計サイトでシリーズ史上2番目に低いスコアを記録
最新作のフォースは強くないようだ

結構辛口ですね。。(笑)
わたし個人としては大いに楽しめました。
上のリンク先で書かれてるようなもやもやについては、上映前から予想できましたので、それは一旦横に置いておいて、とりあえず感覚で楽しみました。(エピソード9へのもやもやについては以下で書いています。)

上の記事で思いはぶちまけてるので、、(笑)
本記事では純粋に一つの映画としての感想を書いていきたいと思います。

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オープニングロールの高揚感と語られる文章のエモさ

前回エピソード8は掟破りのエピソード7直後からのスタートだったため、恒例のオープニングロールに特に興奮はありませんでしたが、
今回はエピソード8のあのボロボロのラストからおそらく数年が経っているようで、字幕の中で重要そうな物語が語られています。
文章の行間が、いろいろな光景を想像させてくれます。
映画という映像主役の媒体でありながら、なんでしょう、この文章のエモさ。
これぞスターウォーズという感じです。
このオープニングロールで「例のあの人」も登場します。そうきたか、という感じです。

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脳髄が痺れる。J.J.エイブラムスによるスターウォーズ・ギャラクシー

さて、エピソード9、シークエルトリロジーの最終章にして、スター・ウォーズサーガーの最終作。
まず、J.J.エイブラムスならではの小気味よい映像美に脳髄がしびれます。

ハーパースペースから大艦隊が一気に主戦場の中に飛び込んでくるという演出は、おそらくローグワン(ギャレス・エドワーズ監督)のときからだと思いますが、今回も健在です。
この演出は、ローグワン、エピソード8、エピソード9ときて、いわば「現代スターウォーズ」のひとつの様式美のようにすらなっています。

1978年に公開されたスターウォーズが約40年経てここまでの迫力ある映像となった、ある境地に達したかと(その時代は直接は知りませんが)感慨深いものがあります。

また、絵的なことに関しては、エピソード8のライアン・ジョンソン監督に引けを取らない美しさで、そこにJ.J.特有の軽妙さも加わって、脳髄が痺れるような体験を味わえました。

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躍動感あふれるレイが若き日の「あの人」に重なる。

今回、なんと言っても映画的魅力の大部分は主人公レイにあります。

レイのフォースが桁外れ。

いろいろと語るべきことはありますが、
例えば、
フォースでまさかのあんなことができてしまったり、
レイのフォースが強すぎて大変な事をしてしまったり、、

それは映画を見て頂いたほうがいいと思いますが、
今回とにかくレイのフォースが桁外れに強くなっており、見ていて飽きません。
クローン・ウォーズでヨーダが言っていた、「1人のジェダイは1000体のドロイドに勝る」とはまさにこのことです。

デイジー・リドリーの演技が素晴らしい

これにつきます。
レイを演じるデイジー・リドリーの演技が素晴らしい。
ひたむきで、向こう見ずで、悩みを持つ、そんなレイを好演しています。
レイは基本マジメなのですが、ふとフォースを感じて単独行動したり、予定外の行動を取ることが増えています。また、レイがものすごく強くなっているので、フィンをはじめの友人達にでさえその行動を止められません。
この制御できない感じはなんとなく懐かしい「彼」を思い出させてくれます。

エピソード2と3でヘイデン・クリステンセンが演じた若かりし頃のアナキン・スカイウォーカーです。

個人的には今回の映画でいろんな懐かしい人が出てきたけれど、一番感傷を感じたのは、レイとアナキンに似たものを感じたときでした。

今回レイはエピソード8から比べても生き生きと躍動しています。これはJ.J.エイブラムス監督に依るところが大きいのかもしれません。
割と脚本、演出をがちっと固めてそうなライアン・ジョンソン監督ではもしかしたらできなかった演技かもしれませんね。

様々な視点から語れるスターウォーズ

ある意味エプソード8は「多様性」とか「名も無き者達が立ち上がる」というようなライアン監督自身のメッセージ性が全面に出ていたため、それ以外の視点で見ることが難しかったかもしれません。
それに対して、今回の物語はJ.J.が「終わらせる」ことに重点をおいていて、それほど明確なメッセージを与えていない分、部分部分を見て、いろいろな視点から考えることできる映画なような気がします。それについては、今後別の記事で具体的な話をしていければと思います。

※記事を書いたら以下にリンクを貼る予定です。


スターウォーズ STAR WARS/スカイウォーカーの夜明け

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