エピソード9はオリジナルとは違う結末を見せなければならない。見せてほしい。
エピソード9、そのラストを予想する。
前回の記事でシークエルトリロジーについて色々と言いたいことを言ってみました。
これで大分スッキリしましたので、最後にEP9について言及して終わりとしたいと思います。
さて、12月20日に全世界同時公開されるエピソード9、スカイウォーカーの夜明けですが、エピソード7と同じJ.J.エイブラムスが監督になります。
彼が監督をやるからには、気持ちいい懐古趣味的映画になるのは明白です。そのうえでどのようなストーリーの映画になるのか、今から楽しみに待ちたいと思います。エピソード6をそのままなぞるような筋書きというのもありえなくはないですが、あまりにも芸がない。。
以下、ありうるプロットの予想を考えてみます。
まず、オリジナルトリロジーの最終章、エピソード6のあらすじを振り返ってみます。
ざっくり言うと、
前作から1年後、ルークがハンを奪還、建設中の新デススターを戦いの末破壊に成功。ルークはヨーダを看取り、ダースベイダーと戦う。ダースベイダーは心を取り戻し皇帝を倒し、自分も死亡。反乱軍は銀河帝国に勝利。
ここで重要なのは、最後に反乱軍が勝ち、大団円で終わっているところです。
以上を踏まえてエピソード9のラストを考えると、考えられる結末は次の4通りになるかと思います。
- レジスタンスがファーストオーダーに勝利。大団円で終わる。
- ファーストオーダーがレジスタンスに壊滅させられる。バッドエンド。
- レジスタンスとファーストオーダーの決着はつかない。
- レジスタンスでもファーストオーダーでもない、第三に勢力が勝利。新しい選択肢を開く。
王道としては、エピソード6と同じ選択肢1の大団円が考えられますが、この結末に夢も希望もないことは、銀河帝国をファーストオーダーとして復活させたエピソード7自身が体現しています。
つまり、エピソード6では、ルークとアナキンが二代にかけて紡いできた物語の集大成、クライマックスとして銀河帝国に勝利する結末が描かれましたが、JJたちがエピソード7でファーストオーダーを登場させたことによって、そんなことは何の意味もなかったことにされてしまいました。頑張って勝とうが大した意味はないのです。そうなると、エピソード9でファーストオーダーに勝利す場面をクライマックスにしても全く無意味という事は自明です。
ここまでSWをぶっ壊した上で更にその結末を再現するという、恥も外聞もない方法を取らないことを願います。
1ではないとすると、続く選択肢2のファーストオーダー勝利、3の決着はつかない(描かない)というのもありえますが、これらはよほどうまく描かないと娯楽映画として成立しないと思われます。
(個人的にはそんな実験的なスターウォーズこそ見てみたいですが (^^) )
となると、最後の選択肢4あたりの筋書きを何か新しい視点で見せてくれたりすると、シークエルトリロジーを作った意味が出てくるのではないでしょうか?
より具体的に言えば、エピソード9の最後で、無名の少年がフォースを使いだしたシーンがありましたが、あのシーンのような、名もなき子どもたちに希望を与えるようなメッセージが示されればいいなと、4つ目の選択肢を取るとそういうメッセージが生まれてくるのではないかとやや期待しています。
まあ、この期待は、サブタイトルの「スカイウォーカーの夜明け」というタイトルで早くも打ち砕かれそうですが。。。
スターウォーズ、シークエルトリロジー最終章は、今年2019年12月20日、世界同時公開です。
とにもかくにも楽しみに待ちましょう!!
スターウォーズ STAR WARS/スカイウォーカーの夜明け
コメント
[…] […]