ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪 シーズン1 最終話8話のネタバレ感想です。
ネタバレなので未見の方は十分にご注意ください!!
サウロンの正体。というか、○○がサウロンだった。。
ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪シーズン1最終話8話視聴しました。
やはり以前より予想されていたように、すでに登場している人物の中にサウロンがいましたね、、。
私が見ていた感じでは海外のウェブサイトなどの予想でおおむね1位だった彼がサウロンでした。
サウロンはハルブランド、、、おまえだったか、、。
8話で一気に化けの皮がはがれて、一気に悪そうになりましたよね。
そして、ハルブランドがケレブリンボールと出会った瞬間に、そういえばハルブランドも鍛冶屋だったっけと思い出したのでした。。
ちなみに、私は前回の記事でサウロンはディーサでは?と予想していましたが、ドゥリン共々8話に出てきすらしなかったですね。。。
見事に外れました。😭
前回の記事では、ディーサと予想していた私ですが、その時に、そういえば、と思い出してこんな一文を書き加えていたのでした。
ハルブランド=サウロン説について
ハルブランドはすでにヌメノールにも行きましたし、これからエルフの国に行きますし、(けが人としていくのでエルフ側は迎え入れざるを得ない)、もうすでに南方国の王という立場は、南方国がモルドールとなってしまった今、歴史的に見ると絶望的ですし、、サウロンがヌメノール人やエルフを唆したという原作の記述を見ると、状況的にはハルブランド=サウロン説はまだ濃厚な気がしますが、、個人的にはガラドリエルとの関係を考えるとそれは信じたくはないです。
ですが一番信じたくない人がサウロンであるということがスクリプト的にあるのだとするならば、そういう意味でもハルブランド=サウロン説はあるのかもしれません。
サウロンはディーサでは??海外の反応まとめ【S1・7話までのネタバレあり】#力の指輪
まあまあ当たっていますね。
ハルブランドが鍛冶屋だった(もしくは鍛冶の知識がある)ということを思い出していればやっぱりこの案が最も有力だと思ったかもしれません。
そしてやはりディーサがサウロンだったら盛り上がりに欠けるかもしれませんね😅
ハルブランドとガラドリエルの関係が気高すぎる。
最終話はいろいろと状況がなだれ込んできて素晴らしかったですが、、
個人的には、やはりハルブランドとガラドリエルの関係がすごくよかったです。
ガラドリエルが指輪を三つにすると言い出したのも、「あなただったの!?」となりました。
もちろんハルブランドはサウロンだったわけで、指輪物語では完全なる悪、となっている方なので、情状酌量の余地はないはずなのですが、フロドの指輪物語の時代である第三紀に対して、今回の力の指輪の第二紀では、実はサウロンは徐々に悪に変わっていく途中のようなのですね。
第二紀になるとサウロンは、荒廃しヴァラールの神々に見捨てられたままの中つ国を再建させることが自分の仕事と考えるようになった。これは当初の動機としては真に善いものであった。
Wikipedia
最初は割とこんな感じだったらしいのです。
同じようなことをハルブランドも最終話でガラドリエルに語っていましたね。
日の出の静寂の中で
再び創造主(エル)の光を感じた
もし許されたなら
俺が壊したものをすべて直そうと
ハルブランド
ただ、こう思ったのは第二紀の始まりでしょうから、それからおそらく何百年か経っていると思われますので、思考が世界を再建→世界を守る→世界を支配する。に変わっていったみたいです。
とはいえ、南方国に行ったまでのガラドリエルとハルブランドの関係はすごく素敵に見えましたし、本当の関係であったと信じたいです。
そんなタイミングでハルブランドがガラドリエルに、自分の妻となり、クイーンとなって一緒に中つ国を守る=支配しないかと、まるでSWエピソード3のアナキン・スカイウォーカーみたいなことを言ってましたね。
ガラドリエルは一瞬心を動かされた風にも見えましたが、最後はちゃんと断っていました。
もともとガラドリエルは指輪物語、旅の仲間でも指輪の誘惑に飲まれそうなシーンもありましたし、力を求める性質ではあるのでしょうね。
そんなガラドリエルの性格をハルブランドがうまく利用してエルフの国に潜り込みました。
またもやWikipediaからの引用です。
第二紀初めには上のエルフもまだ多数残っていたものの、アマンに戻らなかった彼らは愛着のある中つ国の荒廃を嘆き、何れ衰えゆくであろう彼らの美や力を保護するための手段を欲していた。それを見抜いたサウロンは非常に美しい姿を取って、言葉巧みに彼らに近付いた。彼は自身をヴァラールによって使わされた者であり、特にノルドール・エルフと馴染みが深いアウレの使者であると説明した。サウロンの力と知識は非常に珍重され、殊にケレブリンボールを領主としたエレギオン(英語版)において歓迎された。しかし幾人かのエルフは彼を信用しなかった。特にガラドリエルと当時の上級王ギル=ガラド、そして彼の副官であったエルロンドがそうである。サウロンを怪しむ者達は、エレギオンのエルフ達に警告を発したが、彼らは聞く耳を持たなかった。
Wikipedia
このあたりの話をうまく膨らませて、かつストレートな描写にならないように、視聴者やガラドリエルまでもを欺くような演出で見事でした。
ハルブランドがどこまでを見越してガラドリエルを利用していたのか、またはクイーンになってくれとどこまで本気でプロポーズしたのか、そこはわかりませんが、ガラドリエルがまっすぐな性格な分、ハルブランド=サウロンにも少なくともガラドリエルと接している時だけは、割と正直に接していたと思いたいです。
そして多分そうだったのではないかと。
本当の悪と、真っすぐな正義という絶対に交わることのなさそうな二人が関わり、少しでも心を通わせていたかと思うと、ハルブランドとガラドリエル、二人の関係はとても気高いものだったな。。としばらくは余韻に浸りたいです。。。
シーズン2を待ちましょう。今後の展開は??
シーズン2はニュースによると撮影が開始されたばかりのようですね。
また、配信時期は未定とのことです。
シーズン5まで予定されているそうですが、今後の展開はどうなるでしょうか。
タイトルが『力の指輪』であるということと、滅びの山も最近活発化して誕生したばかりのことから、まあ間違いなく、残るドワーフのための7つの指輪、人間のための9つの指輪、そして冥王サウロンのための1つの指輪の制作過程とその周辺の戦いエピソードがを中心にプロットが組み立てられるのでは、と思われます。
そして最終的にはエレンディルとイシルドゥル達(人間+エルフ軍)とサウロンとの対決が描かれるのではないでしょうか。
また、骨子はそういう感じを取りつつも、今回のシーズン1のように、今史実のどこでこれからなにが起きるのか、だれがそれにかかわるのか?というところがミスリーディングを誘うようなプロットになっていると思われるのでかなり楽しみです。
とりあえずシーズン2が始まるまでに原作を再度読んで備えておくか。。。
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