Googleアドセンスアプリが、2019年に廃止になりました。2020年2月現在、まだアドセンスアプリは使えていますが、今後廃止日が決定されるのではないかと思います。
じゃあ、今後どうなっていくのか?と言うことについては以前の記事で書きました。
記事を要約すると、今後アプリは廃止してモバイルからもWeb版(ブラウザ版)を見てね!!(AndroidもiPhoneも)、そのためにWeb版も充実させて行くね!!ということになるかと思います。
アドセンスアプリはまだ廃止されていない。
アドセンスアプリは2020年2月現在、まだ廃止されていませんが、アプリに入ってお知らせを見ると、
このAdSenseアプリは、あと数カ月でサポート終了となります。
AdSenseアプリ
かわりにウェブ版をご利用ください。
との注意が出てきます。
アドセンス、ウェブ版をスマホから見てみる。
では、ウェブ版をスマートフォンから見てみます。
わかりやすいようにアプリ版と比較してみます。
確認した機種はGoogle Pixel3XLで、ブラウザはChoromeブラウザです。
まずはアイコンを比較。
アイコンを比較してみましょう。
やはりスマホのホーム画面から直接アクセスできるのが便利なので。
比較したのがこちらです。
※ウェブ版のアプリをホーム画面にアイコン表示するのは、ページにアクセスし、「」マークから、「ホーム画面に追加」からできます。
アイコンは、アプリのほうがきれいですね。
ウェブ版はオレンジにGだけなのでぱっと見わかりにくいです。このあたりは改善の余地ありですね。
ウェブ版ホーム(トップページ)はかなりいい感じ。
続いて、ホーム(トップページ)を見てみます。
こんな感じ。
アプリで見ても、ウェブ版でもほぼ同じ内容が表示されていますね。
ホームは、過去にデザイン上のアップデートがあり、トップページがカード形式のデザインに変更になっています。
この変更のおかげでスマートフォンで見ても見やすいアプリに近い表示に変わっています。
デザイン的には、
- アプリ版は、ヘッダーが青背景、カードが白背景。に対して、
- ウェブ版は、ヘッダーが白背景、カードが青背景。
に変更になっています。
より強調したいカードの背景色に目立つ色を設定するという考え方は、GoogleのMaterian Designの考え方に合致しており、マテリアルデザインでは、ベースの背景色は白と規定されていますので、このデザインの変更は、マテリアルデザインに準拠するための変更であると考えられます。
Hierarchical
The color system – Material Design
Color indicates which elements are interactive, how they relate to other elements, and their level of prominence. Important elements should stand out the most.
とりあえず、スマホで見るときに一番見たいのって、今日、現時点で何円稼げたか、ですよね。
それに関しては問題なさそうです。
他の表示も確認してみる。
私がアドセンスアプリでよく見るのが、サイトごとの収益です。
ウェブ版なら、トップページを下にスクロールしていくと見ることができます。
これもほぼアプリと同じ体験ができますね。
ウェブ版では、サイドメニューから、PCと同じように広告レビューセンターや他の項目を見れますが、ここはまだPC優先でスマホではまだまだみづらいです。
次の大幅アップデートはあるか!?
ウェブ版の方を見てみた感想ですが、基本的にトップページのみスマホ対応、その他のページは未対応、という印象です。
ただ、トップページのカード形式の情報だけでも割とアプリで見れていた情報を網羅できている感じはあり、収益の概要を閲覧する分には不足を感じません。
同時に、
- ここ数ヶ月、お知らせが出ているものの、まだアプリが廃止されていないということ。
- ウェブ版のトップページ以外のページがモバイルに未対応だということ。
以上を考えると、これは私の完全な想像ですが、
ウェブ版の他のページ(例えば広告レビューセンターのような)もモバイル版に対応する予定であること、そのタイミングでアドセンスアプリが廃止、完全にウェブ版へ移行する。。。そのようなロードマップが用意されているのかもしれません。。
今後も、もうしばらくアドセンスコンソールのモバイル対応には要注目です。
以上、『Web版アドセンスがスマホからも快適に見られるか?検証してみた。』でした。
過去のサーチコンソール、アドセンスのインターフェース関連の記事はこちら。
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