【ここが変だよNHK】19.08.21:日韓外相会談のニュース見出しが不自然。【NHK NEWS WEB】

社畜の戯言
この記事は約9分で読めます。

この度、「ここが変だよNHK」というコーナーを始めることにしました。
今回は、19.08.21の日韓外相会談についての報道です。

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はじめに。新コーナー「ここが変だよNHK」について。始めたきっかけ。

この度、「ここが変だよNHK」というコーナーを始めることにしました。
今回初めての記事でもあるので、このコーナーをはじめようと思ったいきさつを書いておこうと思います。
ちゃんと説明しだすと長くなりそうなので、詳しくはまた別の記事で書くかもしれません。)

※タイトルの内容「【ここが変だよNHK】19.08.21:日韓外相会談のニュース見出しが不自然。」を確認したい方は、この章を読み飛ばして下さい。

まず、私自身についてですが、自宅にテレビというものがなく、NHKと受信料契約はしていません。ただ、ネットでNHK NEWS WEBというNHKのニュースサイトにはお世話になっており、毎日の主要ニュースはおそらくここ5~10年は主にこのNHKニュースウェブで摂取しています。
で、毎日見てるから分かるのですが、このNHKニュースウェブの見出しや記事内容が、ここ数年、おや?なんか変だな?と思うことが増えてきたんですね。
具体的には、

  • 何か不自然な見出しの記事について、そのトピックで検索すると、他の報道機関では、かなり異なる印象で伝えていたり、
  • どう理解しようとしても、オブラートに包みすぎて報道内容が意味不明になっていたり、
  • 無意味に安倍首相を持ち上げるような記事をトップページで大きな文字で扱っていたり、

というようなことが増えてきたと最近(ここ数年)感じます。
で、あくまで印象なのですが、その記事は割と日本政府に関連するニュースで顕著になっているように感じます。

ウェブでのニュース記事は一定時間経つと自動的に削除されるため、例え上記のような違和感を持ったとしてもどこかに保存しておかなければなかったことになり忘れられてしまいます。

このコーナーは、そういった、なんかこの記事変なじゃない!?という違和感を保存し、公開するために始めることにしました。

私の感じている、NHKの日本政府への不自然な忖度が杞憂なのか、存在するのかを明らかにするために、このコーナーをしばらく続けてみようと思います。

このようなコーナーが役立つ日が来ないことが一番なのですが、 、、。

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19年8月21日、日韓外相会談のニュース見出しが不自然。

今回取り上げるのは、 19年8月21日の日韓外相会談のニュース、「日韓外相会談 「徴用」問題解決へ 意思疎通確認」というニュースです。
URLはじき見れなくなると思いますが、こちらです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190821/k10012043131000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

まず、早速見出しのスクリーンショットをご覧ください。

見出し「日韓外相会談 「徴用」問題解決へ 意思疎通確認」

という文字が大きく報じられています。
このニュースはNHKニュースウェブのトップページでもメインとして扱われています。
以下がスクリーンショットです。

このニュースの扱い方、見出しから見ると、なにか外相会談によって、日本側に有利な方向で「徴用」問題が大きく解決に向かっているような印象を受けるのは私だけでしょうか?

では、本文では、どのような内容でしょうか?
少し長くなりますが、保存の意味も込めて以下、引用します。

日韓外相会談 「徴用」問題解決へ 意思疎通確認
2019年8月21日 18時17分
徴用工問題
中国で行われた日韓外相会談で、河野外務大臣は太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題で国際法違反の状況の速やかな是正を重ねて求めました。
そして、問題の解決に向けて外交当局間で意思疎通を続けていくことを確認しました。

日韓関係が悪化する中、河野外務大臣と韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相の会談は、訪問先の北京郊外で日本時間の午後3時ごろから、およそ40分間行われました。

今回は、日本政府が輸出管理の優遇対象国から韓国を除外する決定を行ってから最初の会談となりました。

会談で河野大臣は、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題について「日韓の間の最大の問題であり、韓国側の責任で、国際法違反の状態を早急に是正すべきだ」と求めました。

そして、問題の解決に向けて、外相どうしも含め、外交当局間で意思疎通を緊密に続けていくことを確認しました。

また、短距離弾道ミサイルなどの発射を繰り返す北朝鮮に対して、連携して対応することで一致しました。

さらに会談では、カン外相が輸出管理の優遇対象国から韓国を除外する日本政府の決定を撤回するよう改めて求めたのに対し、河野大臣は日本側の立場を説明し、調整は当局間に委ねる考えを伝えました。

また、河野大臣は、韓国国内で日本に抗議する集会や日本製品の不買運動が続いていることについて、「深く懸念している」と述べ、韓国に滞在する日本人の安全の確保も含め、適切な対応を求めました。

一方、会談では、自動更新するかどうかの期限を3日後に迎える両国の安全保障上の機密情報を共有・保護するための協定=「GSOMIA」の取り扱いについても協議が行われました。


河野外相「解決に向けて前進を」
河野外務大臣は会談後、記者団に対し「外交当局間では問題を解決しなければならないという認識は以前から共有しており、解決に向けて前進させていきたい」と述べました。

また、「GSOMIA」について「日米、あるいは日米韓にとって非常に重要な枠組みだと思うので、しっかり維持していくべきものだと思う」と述べました。


カン外相 GSOMIA継続めぐって やり取り認める
河野外務大臣との会談を終えた韓国のカン外相は、硬い表情で会場から出てきました。

報道陣から、今月24日に自動更新するかどうかの期限を迎えるGSOMIAについて話し合ったのか問われると、カン外相は「はい」とのみ答え、両国の間でやり取りがあったことを認めました。

その一方、GSOMIAの継続について問われるとカン外相は「話すことはない」と述べ、会場をあとにしました。

NHK NEWS WEB

記事を読むと特に、 「徴用」問題解決へ というような流れは感じられません。それどころか、三日後に迫ったGSOMANIAの更新についてすら、外相会談で更新を引き出すことができなかった(=韓国が折れてくれなかった)ことが伺えます。(ただ、その報道の仕方自体も「両国の間でやり取りがあったことを認めました」と成果のように報道しています。

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他の報道機関はどう報じたか?

このニュース、他の報道機関はどう報じたのでしょうか?

「日韓外相会談」でGoogle検索してみます。

こんな感じです。「平行線」という表現が目立ちます。

ちょっとまとめてみます。

  • 日本経済新聞:「元徴用工・輸出管理は平行線 日韓外相会談」
  • 時事通信:「河野氏、徴用工早期対応を要求=日韓外相会談、なお平行線」
  • 朝日新聞:「日韓外相、議論は平行線のまま 中国がとりなす場面も」
  • 産経新聞:「日韓外相会談 河野氏、「徴用工」問題の早急な対応要求 平行線も対話継続は一致」
  • 毎日新聞:「 日韓、安保も平行線 韓国、GSOMIA延長答えず 中国で外相会談 」
  • NHK:「 日韓外相会談 「徴用」問題解決へ 意思疎通確認 」

主だった主要新聞と最後にNHKを並べてみました。
他の報道機関は「平行線」という言葉で目立った進展がなかったことを伝えているのに対し、NHKは、「問題解決へ」という形で無根拠にポジティブな見出しを掲載しています。

こういうところが、なんか変じゃないか?と感じるのです。

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見出しの中の「半角スペース」に邪まな意図が見え隠れしている。

あえてもう少しこの記事の見出しについて言及させてもらうと、 「 日韓外相会談 「徴用」問題解決へ 意思疎通確認 」 という見出しの、「問題解決へ」と「意思疎通」の間にある半角スペースにものすごい意図が隠されているような気がしてなりません。

この記事、この半角スペースを無しで書くとこうなります。

「 日韓外相会談 「徴用」問題解決へ意思疎通確認 」

つまり、 「徴用」 問題解決へ。意思疎通確認」ではなく、「 問題解決へ意思疎通確認 」となり、

日韓関係が外相会談によって大きく進展した、というような大げさな見出しから、解決への道程として意思疎通を確認した。という記事の本文に合致した淡々とした見出しに変貌します。

これは要するに、ネットや議会などでこの見出しが指摘された時の逃げを残している、巧妙で悪質なテクニックなのではないでしょうか。

以上はすべて状況証拠というか、完全な私個人の推測になります。

ただ、何か不自然な点があるという事は言えるのではないかと思ってしまいます。

というか、逆に言えば、この記事の内容の場合、半角スペースはなしでいいはずなんです。それをわざわざ半角スペースをいれる意図について、質問してみたいですね。

実は、政権への忖度とかとは全く関係なく、何文字か毎に半角スペースを入れるべし、という社内ルールがあるのかもしれないし、更にその裏を行って、そのルールを利用した意図的な半角スペースの濫用によって印象操作をしているのかもしれません。(笑)

そのへんは全くわかりませんが、結果的に不自然な、ミスリード的な見出しになってしまっています。

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実はウェブ版のほうがより意図的に政権寄りに編集されている可能性がある。

さらに言うと、実はウェブ版のほうがより意図的に政権寄りに編集されている可能性があると考えています。

NHKのテレビ版とウェブ版での比較について、私個人として、テレビ版の完全な検証が不可能なので、あまり深く書きませんが、今回、記事を書くにあたって記事冒頭の動画(おそらくこのニュースのテレビ版)を視聴しました。

動画は、「シブ5時」のロゴがあるので、テレビの全国ニュースで流したものの一部と考えていいと思います。

動画では、

  • 「徴用工」問題
  • 日本政府が輸出管理の優遇対象国から韓国を除外した問題
  • 韓国国内での日本製品不買運動の問題
  • GSOMIAの更新の問題

上記の問題をすべて個別に切り分けて報じていて、これはこれで違和感がありました。基本的にはすべては「徴用工」問題に端を発する韓国と日本の外交課題として一体として取り扱われ、報じられるべきものだと思います。

日本政府としては、優遇対象国除外の件については 「徴用工」問題 とは無関係という立場であるため、すべての案件を個別のものとして取り扱わざるを得ないことは理解できますが、NHKまでもそうする必要はないはずです。

しかし、動画の報じ方だと、すべての問題を個別の問題として取り扱うという 日本政府側の立場がにじみ出すぎていて不自然だし、個別に報じることで、視聴者に対してこの一連の問題についての有機的なつながりを伝えない、無意味な事実の羅列になっていると感じられます。

少し脱線しましたが、動画では、上記のように各問題を個別の問題としてに報じていますがウェブ版の記事本文では、徴用工問題を報じたすぐ後に、「今回は、日本政府が輸出管理の優遇対象国から韓国を除外する決定を行ってから最初の会談となりました。」と、優遇対象国除外の件に触れていたり、報道内容はほぼテレビ版と同様だが、割と全体をひとつながりの記事として、また見出しを少し変えたりして、日本政府が韓国側に対して有利に事を運んでいるような印象を作り出しています。

この辺もいつもの記事と違う不自然さを感じます。

この不自然さはどこから来るものなのか、または、私個人の思い込みなのか、客観的な傾向があるのか?

引き続きNHKニュースウェブをウォッチしていければと思います。

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